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by lechemama
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骨粗鬆症の薬に注意

先日、母から困ったと電話がかかってきました。
入れ歯がぐらついて歯の治療をしたいのだけれど骨粗しょう症の薬を服用中だったので、歯科医は整形外科にいつごろ治療を始めていいか問い合わせてくれと言うし、整形外科医は歯科医が何故自分で決断しないのかと言うしで、どうしていいものか、その薬でどうしてこんなことになるのか?その薬の事をインターネットで調べてくれという内容でした。

内容は下記のとうりで、歯の治療には服用3年以上は3ヶ月以上薬を停止してからでなければいけないそうです。

骨吸収抑制薬(ビスホスホネート系)
アレンドロン酸ナトリウム水和物<経口剤>
リセドロン酸ナトリウム水和物
(フォサマック錠,ボナロン錠,ベネット錠,アクトネル錠)


[重要な基本的注意]

「本剤を含むビスホスホネート系薬剤による治療を受けている患者において,顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがある。報告された症例のほとんどが抜歯等の歯科処置や局所感染に関連して発現しており,また,静脈内投与された癌患者がほとんどであったが,経口投与された骨粗鬆症患者等においても報告されている。リスク因子としては,悪性腫瘍,化学療法,コルチコステロイド治療,放射線療法,口腔の不衛生,歯科処置の既往等が知られている。本剤の投与にあたっては,患者に十分な説明を行い,異常が認められた場合には,直ちに歯科・口腔外科に受診するよう注意すること。」

「重大な副作用」

「顎骨壊死・顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処置を行うこと。」


幸いに母はまだ半年程度の服用だったことと、整形外科医のほうから詳しい内容を歯科医に伝えてもらえるということで、歯の治療に取り掛かれるようになったそうです。
私達の年代ではまだ骨粗しょう症の薬を服用することはあまりないことかも知れませんが、薬の種類によってはこのような怖い副作用があり、この薬を服用中の方が歯の治療をしてあごの骨が壊死するという事例が起きていて、現在大きな問題となっているようです。
今回歯科医が母の服用している薬の確認をしてくれて、本当に良かったと思います。
しかし、この薬を処方されるにあたり、母は整形外科医から副作用の説明は無かったと言っていました。
効果は絶大な薬のようですが、副作用のない別の薬もあるそうなので、処方せんを出す整形外科医のほうからきちんとした説明があるべきだと、私は思います。

骨粗鬆症の薬に注意_f0022292_21424214.jpg

by LECHEMAMA | 2010-06-27 21:59 | 生活